心臓が気になる人の「正しい休み方」|寝ても疲れが取れない原因

「しっかり寝たはずなのに、疲れが取れない」

心臓に不安を抱えている方から、この言葉をよく聞きます。

8時間寝た。ちゃんと布団に入った。
なのに朝起きた時、体がだるい。頭がぼんやりする。

「疲れが取れない」には、ちゃんとした理由があります。
そしてその多くは、休み方そのものに原因があるのです。

まず聞くこと:「寝る前、スマホ見てませんか?」

これが、私が最初にお聞きすることです。

寝る前のスマホ・SNS・YouTubeは、脳を覚醒させます。
体は横になっているのに、脳は活発に動き続けている状態。

実際に、スマホを寝る前に見なくなった方からは、こんな声をいただきます。

「朝の目覚めが全然違う」

「考え事をこんなにしていたんだと気づいた」

「夢を見ることが減った」

ある方は、夜中に手足をバンバン動かして奥さんに迷惑をかけていたのが、スマホをやめてからピタリと止まり、一緒に寝られるようになったそうです。

体の力を抜く:筋弛緩法

寝ても疲れが取れない方は、体に力が入ったまま寝ていることが多いです。

おすすめは、筋弛緩法(きんしかんほう)です。

やり方はシンプル。

  • 肩をグッとすぼめて、3秒間力を入れる(息を吸いながら)
  • パッと力を抜く(息を吐きながら)
  • これだけです。

    手のグーパー運動でもOK。
    グッと握って、パッと開く。

    体の緊張と弛緩の差を感じることで、脳が「力を抜いていいんだ」と認識します。

    脳のスイッチを切る:ブレインダンプ

    もう1つ、おすすめの方法があります。

    頭の中を、とにかく全部書き出すことです。

    手書きでもパソコンでも構いません。
    考えていること、心配していること、明日やること、モヤモヤしていること。
    全部外に出してください。

    頭の中に溜まった考え事は、寝ている間も脳を動かし続けます。
    書き出すだけで、脳のスイッチが切れやすくなります。

    心臓が気になる方の睡眠で注意したい2つのこと

    ① 睡眠時無呼吸症候群

    いびきがひどい、日中の眠気が強い方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
    これは心臓に大きな負担をかける疾患です。

    私がサポートしていた方の中にも、食事も運動も問題ないのに血管の状態が改善しない方がいました。詳しく話を聞くと、睡眠時無呼吸症候群が判明。適切な治療を受けて、体調がガラッと変わりました。

    心当たりのある方は、ぜひ病院での検査をお勧めします。

    ② 睡眠薬を使っている方

    急にやめる必要はありません。
    使いながら、睡眠の質を上げる行動を少しずつ取り入れていきましょう。

    今夜からできること

  • 寝る前30分、スマホを手放す
  • 布団の中で筋弛緩法を1セット
  • 気になることを紙に3つ書き出して寝る
  • どれも5分でできます。
    特別な道具も、お金もいりません。

    ⚕️ 睡眠に関する深刻なお悩みがある方は、主治医や睡眠専門医にご相談ください。

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    *心臓ケアコーチ|有吉*
    *理学療法士 × 心臓リハビリテーション指導士*

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