あれもこれも、手を出していませんか?
心臓のことが気になると、つい「何かしなきゃ」と思います。
サプリを飲もう。特別な食品を摂ろう。毎日運動しよう。
情報を集めて、あれもこれも試してみる。
でも結果は——続かない。効果が見えない。自己嫌悪。
足し算ばかりで疲れていませんか?
心臓ケアは、実は引き算から始めた方がうまくいきます。
足し算で失敗する具体例
サプリに頼ろうとする
「血管にいいサプリ、ありますか?」
正直に言います。
サプリに頼ろうとする時点で、ちょっとずれています。
有効なものもあります。おすすめできるものもあります。
でも、それだけでやろうとすると、本当に必要なことが見えなくなります。
「食べ物で血管をよくしよう」
トマトがいい、ナッツがいい、青魚がいい——
何か1つの食材を食べ続ければ大丈夫、ということはありません。
食材を足す前に、やめるべきものをやめる方が、はるかに効果があります。
引き算ベスト3|最初にやめてほしいこと
① タバコ
これは説明不要です。
いいか悪いかではなく、やめましょう。
② 甘い飲み物
コーラ、ジュース、フルーツジュース、甘い缶コーヒー。
これらは血糖値を一瞬で急上昇させます。
血管にとって、非常に大きなダメージです。
そして、別に飲まなくても生きていけるものです。
③ 寝る前のSNS・YouTube
睡眠の質を確保するために、寝る前はスマホから離れてください。
脳が休まらないまま寝ると、心臓にも負担がかかり続けます。
引き算だけで改善した実例
私がサポートしていた方に、体重106kgの方がいました。
お願いしたのは、たった1つ。
「ごはんを茶碗に盛ったら、炊飯器に戻して半分にしてください」
これは「足し算」ではなく、「今やっていることを減らす」だけです。
-
結果——
- 体重:106kg → 88kg
- 脂肪肝が改善
- 肝臓の外来を卒業
特別な食事法も、ジム通いも必要ありませんでした。
引き算が先、足し算はあと
足し算ばかりで頭がいっぱいになっている人は、まずやめることから。
引き算をするだけで、余裕が生まれます。
その余裕ができて初めて、新しい習慣を入れる(足し算をする)余地が出てきます。
順番が大事です。引き算が先。
メンタル面の引き算
食事や生活だけでなく、心の面でも引き算は有効です。
たとえば、「頑張りすぎていること」を1つ減らす。
それだけで、体調が変わることがあります。
不安から「何かしなきゃ」と行動を起こし続けている方こそ、一度立ち止まって、「今、やめていいことは何か?」を考えてみてください。
⚕️ 本記事は一般的な健康情報の共有です。持病のある方は、生活習慣の変更について主治医にご相談ください。
心臓ケアについて、もっと詳しく知りたい方へ
引き算から始める心臓ケア。
何を足すかではなく、何をやめるか。
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*心臓ケアコーチ|有吉*
*理学療法士 × 心臓リハビリテーション指導士*