何もしていないのに、疲れていませんか?
「特に何もしていないのに、ぐったりする」
それは、脳が疲れているサインかもしれません。
脳は体重のわずか2%しかないのに、全身のエネルギーの約20%を消費しています。そして驚くべきことに、その大部分は何も考えていない時に使われています。
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)
車に例えるなら、アイドリング状態です。
エンジンを止めていないけど、走ってもいない。
でもガソリンはどんどん減っていく。
脳も同じです。
ぼーっとしている時も、過去の後悔や未来の心配を自動的に処理し続けている。
これがDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)です。
心臓に不安を抱えている方は、このDMNが特に活発です。
「また症状が出たらどうしよう」「このまま悪くなったら……」
脳が勝手に不安を生み出し、その不安が自律神経を通じて心臓に負担をかけ続ける。
マインドフルネスは「怪しい」?
「マインドフルネスって、ちょっと怪しくないですか?」
そう感じる方もいらっしゃいます。
それは間違いではありません。考え方は人それぞれです。
ただ、マインドフルネスは宗教でも精神論でもありません。
脳のアイドリングを止める技術です。
やりたくなければ、やらなくて大丈夫です。
でも、「怪しい」と感じる理由があるなら、そこを一緒に考えてみたいと思っています。
具体的なやり方
基本:呼吸に集中する(3分)
それだけです。3分で十分です。
おすすめ:ボディースキャン
脳の異常警戒モード(勝手に症状を探す状態)と逆の回路を使う方法です。
頭のてっぺんから足の先まで、意図的に体の感覚をスキャンしていく。
調子のいいところ、悪いところを自分で探す。
勝手に探されるのと、自分で意図的に探すのでは、脳の使い方がまったく違います。
有吉流:ドローン俯瞰法
温泉でよくやるのが、自分を上空から見下ろすイメージ法です。
自分の頭上にドローンを飛ばす。
家の屋根より上。もっと上。宇宙に近いところまで。
そこから見ると、自分の悩みが小さく見えてきます。
習慣にするコツ
特別な時間を作る必要はありません。
「すでにやっている習慣の直後に、3分だけ入れる」
-
たとえば——
- トイレに行った後
- 歯磨きの後
- ベッドに入った直後
携帯アラームを1つ設定して、鳴ったら3分だけ。
同じ時間、同じ場所で繰り返すことで、脳は少しずつ休み方を覚えていきます。
⚕️ 本記事は一般的な健康情報の共有です。精神的な不調が強い場合は、専門医にご相談ください。
心臓ケアについて、もっと詳しく知りたい方へ
脳を休めることは、心臓を守ること。
まずは今夜、寝る前の3分から始めてみませんか。
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*心臓ケアコーチ|有吉*
*理学療法士 × 心臓リハビリテーション指導士*